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ウイスキーやバーボン、スコッチの定義を紹介

ウイスキー・バーボンの定義について
ウイスキー・バーボンの定義について

ウイスキー関連の定義を紹介します

ウイスキーの定義について

このページでは、各種ウイスキーに関連する定義を紹介していきます。「各種ウイスキーって?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、分かりやすく言うと、ウイスキーやバーボン、スコッチ、モルト等に関して説明する、酒名で例えると「角瓶とアーリータイムズはどう違うのか?」という事を説明します。

とりあえず、ウイスキーの基本的な定義について知りたいのであればこのページを読んでください。

実際に意外と多いのですが、「ウイスキーはなんとなくわかるけど、バーボンとかスコッチって一体なに?」という方が多くいます。一言でいうと、バーボンやスコッチといったものは全てウイスキーです。ですが、呼び名が違う事にはきちんと意味があります。

日常的にウイスキーの定義を知っていて役に立つかといわれると、「バーボンもスコッチもウイスキーです」と雑学程度に知っていれば十分です。 ですが、ウイスキーに興味があるのでウイスキーやバーボン、スコッチ等の違いは知っておくべきです。

ウイスキーの種類の違いについて知っていれば、一層各種ウイスキーの美味しさを味わうことができるからです。

それでは、ウイスキーの定義について説明していきます。もし、銘柄別にウイスキーの価値や買取相場、おすすめ買取業者を知りたいという事であれば次のページを参考にしてください。

ウイスキーの定義について

まず、始めに説明しておかなければならないのですが、ウイスキー類の定義は細かく追及すると非常に複雑かつ難解なものになります。ですので、このページではあくまでも「ウイスキーについて知りたいなー」というライト層向けに私が編集した内容で説明をしていきますので、多くの内容が省略されていますのでご了承ください。

では、ウイスキーの根本的な定義ですが次のように知っておくとよいです。

大麦やライ麦、トウモロコシといった発芽させた穀類を原料とし、かつ木製の樽にて熟成させた蒸留酒

上記のポイントは、【発芽した穀類が原料】【木製の樽で熟成させる】【蒸留酒】の3点を満たさなければウイスキーではないという事です。

例えば、木製の樽で熟成させた蒸留酒であっても、発芽した穀類が原料でなければウイスキーとは呼べないという事です。逆に、ウイスキーという種類であれば上記の3点はまず満たしていると考えてよいです。

実はこの原料である発芽した穀物は焼酎と明確に定義分けする為に重要なポイントであり、焼酎の定義の一つに【発芽した穀物を使用してはいけない】というものがあります。

そして、皆さんが一度は聞いたことがあると思われる「モルト・ウイスキー」「バーボン」「スコッチ」「アイリッシュウイスキー」というウイスキーの種類がありますが、これらの種類は次のような理由から存在します。※ちなみに、バーボンの正式名称は「バーボン・ウイスキー」でスコッチは「スコッチ・ウイスキー」です。

上記の根本的なウイスキー定義が更に条件が細分化されている

例えば、ウイスキーの定義は「発芽させた穀物類を原料にする」とありますが、穀物類とは一言にいっても「大麦」「小麦」「トウモロコシ」など種類は様々です。1例を挙げると、シングルモルト・ウイスキーという種類のウイスキーは、上記ウイスキーの定義を守りつつも大麦のみを原料としたウイスキーでなければなりません。

他にも、ウイスキーの定義に「木製の樽で熟成」とありますが、木製の樽に関してもオーク樽やシェリー樽、ミズナラ樽など様々な種類があり、バーボンと名乗る為には内側を焦がしたホワイトオークの新樽を使用しなければならないといったような条件もあります。

分かりやすく例えるとすると、焼酎を考えてください。「麦焼酎」と「芋焼酎」はどちらも「焼酎」ですが、原料が異なるので呼び方が分けられており、その呼び方からどういう原料が使用されて作られているかが判断できますよね。

ウイスキーも同様で、「バーボン・ウイスキー」と「スコッチ・ウイスキー」はどちらもウイスキーですが、原料や樽の種類等が異なる為、呼び方がウイスキーで統一されず分けられているのです。「バーボン」か「スコッチ」の特徴が分かれば、どういう味わいや香りなのかというイメージがつきますので、より詳しくウイスキーを味わえるようになります。

では、各種ウイスキーの種類の分け方について説明していきたいと思います。

各種ウイスキーの定義について

それでは、各種ウイスキーの定義について説明していきます。
ここで説明している内容に関しても、「ウイスキーについて知りたいなー」というライト層向けに私が内容を編集していますので、本気でもっとウイスキーについて勉強したいという方は更に自分で調べていただくことをおすすめします。

まず、上記でも簡単に説明しましたが、ウイスキーが「バーボン・ウイスキー」や「シングルモルト・ウイスキー」、「スコッチ・ウイスキー」と種類に分ける主なポイントは次を知っておきましょう。

1:原料の違い ー 穀類と言えど大麦や小麦、トウモロコシなどがある
2:蒸留方法 ー 単式蒸留器や連続式蒸留器といった機材や方法に種類がある
3:木製樽の種類 ー オークやシェリーなど、使用する樽が違えばウイスキーは別物になる
4:産地 ー 造られた地域が違うだけでウイスキーの種類が分けられる事もある

ウイスキーの種類が異なれば上記の4つのうちどれかが異なっていると考えてもらえればいいです。あとは、有名なウイスキーの種類の名称を見て、それがどういうウイスキーなのかを知ることが一番覚えやすいです。

ではウイスキーの種類について詳しく説明していきます。

バーボン・ウイスキーの定義とは?

バーボン・ウイスキーは日本国内においては世界5大ウイスキーの一つに数えられます。

「バーボン・ウイスキー」とは通称「バーボン」と呼ばれるウイスキーの事で、一般的に有名な銘柄でいうと「アーリータイムズ」や「ワイルドターキー」が挙げられます。
「現在のバーボンの定義」は要約すると次の3つの条件を満たしたウイスキーがバーボンと呼べます。

  • 1:原料はトウモロコシが51%以上かつアルコール度数が40度以上
  • 2:内側を焦がしたオークの新樽で熟成させる
  • 3:アメリカ合衆国で製造している事

バーボンの特徴は、トウモロコシが主原料として使用されているという点と内側が焦がされた新品のオーク樽で熟成されているという点ですので、この二つをきちんと意識しながら飲んでみる、普段何気なく飲んでいるバーボンの少し違った味わいを感じることができますよ。

実はバーボンの定義は昔と異なっており、昔は単純にアメリカのケンタッキー州バーボン群周辺で作られていた【コーン・ウィスキー】の事をバーボンと呼んでいましたが、現在ではバーボンとコーンウイスキーを区別するためにも上記の新しいバーボンの定義が定められています。

コーン・ウイスキーの定義とは?

バーボンの定義について説明しましたので、続けてコーン・ウィスキーの定義を説明します。
「コーンウイスキーの定義」に関しては次の2つの条件を満たしたウイスキーがコーンウイスキーと呼ばれます。

  • 1:原料はトウモロコシが80%以上
  • 2:内側を焦がしたオークの新樽で熟成させてはいけない

コーン・ウイスキーとバーボン・ウイスキーは主原料にトウモロコシが大半を占め、元々はケンタッキー州で作られた「コーン・ウイスキー=バーボン・ウイスキー」という認識でしたので、同じような扱いを受けますが、現在では定義が明確に異なっている点に注意してください。

まず、コーンウイスキーではバーボンの熟成に使用する樽でなければ熟成に関して制限が一切ないという点が大きな特徴です。その為、他の種類のウイスキーとは異なり、樽での熟成をしなくてもよいですし、どんな中古の樽を使用して熟成させてもかまいませんが、バーボンの様に内側を焦がしたオークの新樽で熟成だけはさせてはいけません。熟成の制限がないという点から、コーンウイスキーは銘柄によって香りと風味が大きく異なります。

またもう一点が、トウモロコシの含有率の高さです。バーボンが51%以上に対してコーンウイスキーの定義では81%以上のトウモロコシを使用しなければならないので、味わいの強さが特徴的です。

テネシー・ウイスキーの定義とは?

テネシー・ウイスキーで有名な銘柄としては、日本ではおなじみの「ジャック・ダニエル」があります。
テネシー・ウイスキーの定義ですが次の4つを満たすとテネシー・ウイスキーとなります。

  • 1:原料はトウモロコシが51%以上かつアルコール度数が40度以上
  • 2:内側を焦がしたオークの新樽で熟成させる
  • 3:アメリカ合衆国テネシー州で製造している事
  • 4:サトウカエデで作った木炭による濾過が必須

上記を見てピンときた方もいるかもしれませんが、テネシーウイスキーはバーボンウイスキーと定義がほぼ同じです。バーボンの定義に加えて、4の濾過の工程が必要な点と、テネシー州で製造する必要があるという点です。

その為、テネシー・ウイスキーはしばしばバーボン・ウイスキーとひとくくりにされることもあります。

スコッチ・ウイスキーの定義とは?

スコッチ・ウイスキーは日本国内においては5大ウイスキーに数えられるウイスキーです。スコッチ・ウイスキーは全ウイスキーの生産量の7割を占めるほどのウイスキーですので、世界で最もポピュラーなウイスキーとも言えますね。

「スコッチ・ウイスキー」とは通称「スコッチ」と呼ばれるウイスキーで、有名な銘柄で挙げると「マッカラン」「バランタイン」「ジョニーウォーカー」などがあります。
「スコッチの定義」を要約すると次の4つの条件を満たしたウイスキーがスコッチ・ウイスキーと呼ばれます。

  • 1:イギリスのスコットランドで1から熟成まで製造する
  • 2:※発芽した大麦を原料に使用して蒸留されたものである
  • 3:700L以下の容量の「オーク樽」で3年間熟成させる
  • 4:40%以上のアルコール度数がある

上記の2番について注目して欲しいのですが、厳密にいうとスコッチは原料として必ず大麦を使用しなければなりませんが、大麦以外の穀物でも全粒であれば加えることが可能です。 つまり、スコッチはトウモロコシといった穀物も全粒で使用されているという事を知っておいてください。

スコッチ・ウイスキーはイギリスの伝統あるウイスキーですが、大きな特徴を挙げますと、大麦がメインなだけあって全体的に大麦の風味と味わいメインのウイスキーといえます。バーボンと比べると癖の少ないウイスキーが多いので、飲みやすい銘柄が多いとも言われています。ですが、スコッチの銘柄の種類は非常に多くあり味に関しても多種多様です。

簡単にスコッチについて覚えるのであれば、大麦がメインのスコットランドで作られるウイスキーと覚えておくとよいです。しかし、スコッチに関しては非常に奥深いので、興味がある方はwikipedia等で内容を確認してみてください。

アイリッシュ・ウイスキーの定義とは?

アイリッシュ・ウイスキーとはアイルランド共和国および北アイルランドにて製造されるウイスキーの事です。

アイリッシュ・ウイスキーの定義を要約すると主に次の3つの条件を満たしたウイスキーがアイリッシュ・ウイスキーと呼ばれます。

  • 1:アイルランド共和国および北アイルランドにて製造
  • 2:酵母の作用により発酵させる
  • 3:木製の樽にてアイルランド共和国および北アイルランドで3年以上熟成させる

厳密にいうとアイリッシュ・ウイスキーの定義はもっと複雑ですが、一般的にはアイルランド共和国および北アイルランドにて製造されたウイスキーと知っておけば大丈夫です。

アイリッシュウイスキーには蒸留回数が多い銘柄のウイスキーが多いため、他の種類のウイスキーと比べて風味のクセが薄く、飲み口も軽快で滑らかですので、一般の方にも非常に飲みやすいとされており、全体的なクセの少なさからカクテルとしても合わせやすいという特徴があります。

アメリカン・ウイスキーの定義とは?

アメリカン・ウイスキーは日本国内において世界五大ウイスキーに数えられるウイスキーです。

アメリカンウイスキーの定義は非常にシンプルで、アメリカで製造されたウイスキーの事です。ここで、「バーボンやテネシー・ウイスキーもアメリカで製造されたウイスキーでは?」と思うかもしれませんが、この二つも一応アメリカンウイスキーと呼んで間違いはないらしいですが、ウイスキーの種類において明確な定義がある場合は、そちらの呼び方が優先されるらしいです。

アメリカンウイスキーの特徴としては、バーボンなどがそうであるようにトウモロコシを主原料としたウイスキーが多いという特徴があります

ジャパニーズ・ウイスキーの定義とは?

ジャパニーズ・ウイスキーの定義も非常に簡単で、日本で製造されたウイスキーはジャパニーズウイスキーと呼ばれます。有名な銘柄でいうと、「角瓶」「トリス」「山崎」「竹鶴」など、基本的に漢字表記のウイスキーはジャパニーズウイスキーです。

製造しているメーカーは大きく二つ、ニッカウヰスキーとサントリーの2社であり、この2社だけで国内のウイスキー市場の90%のシェアを占めています。

ジャパニーズウイスキーには細かな定義がありませんが、ジャパニーズ・ウイスキーは元々スコッチ・ウイスキーを参考にされたことから、全体的にスコッチ・ウイスキーに近く、原料は大麦がメインのウイスキーが多く、トウモロコシがメインであるバーボンのようなウイスキーはあまりありません。

ジャパニーズウイスキーの歴史もウィキペディアで詳細に載っていますので、興味があればぜひ読んでみてください。

原料によるウイスキーの種類とは

ここから説明するウイスキーは、原料によって区別されるウイスキーの種類です。

「バーボンとかスコッチとかの種類とは違うの?」と思われますが、例えば「スコッチ・ウイスキー」でも麦100%の銘柄や麦以外の穀物も多く混ぜられたウイスキーといった原料の違いがあります。このような原料の違いによって分けられる種類ですので、前述にあるバーボンやスコッチといったウイスキーの種類とは別枠と考えてください。

表記としては、「スコッチ・ウイスキー、原料:モルト」のように【ウイスキーの原料がどうなってるかを示す為の副題】のような種類と思ってもらって大丈夫です

モルト・ウイスキーの定義とは?

モルトとは大麦麦芽の事を指していますので、モルト・ウイスキーとは単純に大麦を主な原料に使用したウイスキーの事を指します。スコッチ・ウイスキーにおいて「モルトウイスキー」というと、大麦100%のウイスキーであり、「シングルモルト」というと大麦100%かつ1つの蒸留所で造られたウイスキーの事を指します。

一方、アメリカンウイスキーにおいて、「モルトウイスキー」とは大麦が原料の51%以上を占めるものを指し、「シングルモルト」が大麦100%のウイスキーの事を指します。

グレーン・ウイスキーの定義とは?

グレーンとは日本語で「穀物」という意味であり、トウモロコシや小麦、ライ麦といった穀物を主原料として、作られたウイスキーです。グレーンウイスキーの特徴として、連続式蒸留器による蒸留を行うため単式蒸留器による蒸留を行うモルトウイスキーよりもアルコール感より強く、クセが少なくなり為飲みやすくなります。しかし、単体ではウイスキーの魅力である香味や風味が薄いため、主な用途としてはブレンデッドウイスキーとして混ぜ用のウイスキーとして使用されます。

ブレンデッド・ウイスキーの定義とは?

ブレンデッドウイスキーの定義とは文字通り、ブレンドされたウイスキーです。スコッチ・ウイスキーにおいては、モルトウイスキーとグレーンウイスキーを混ぜたものをブレンデッド・ウイスキーと呼び、アメリカンウイスキーにおいては単純にウイスキーを飲む際にウイスキーと他のウイスキーやスピリッツを混ぜる行為を指します。

ライ・ウイスキーの定義とは?

ライウイスキーの定義とは、ウイスキーの原料として51%以上のライ麦が使用されたウイスキーの事を指します。

ウイスキーの定義まとめ

日本酒の定義について

ウイスキーの定義についてここまで長々と説明してきましたが、ここではあくまでもウイスキーの定義についてかなり簡略化して紹介しています。 ですが、一般的にはここで説明している内容を覚えれば十分です。細かく追及するとウイスキーはもっと定義は奥深く複雑なものですので興味があればぜひ調べてみてください!

このサイトではこれ以上詳しく説明しようとすると5倍以上の文章量になりますので割愛させていただきます。
また、ウイスキーを含むお酒の買取のおすすめ業者やコツや他のお酒の定義についてもこのサイトでは説明していますので、そちらも是非参考にしてください!

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