各種ブランデーの価値や買取価格を紹介します。
ブランデーとは一言にいっても、銘柄の種類も多く、同じブランデーでも「XO」「VSOP」「ナポレオン」などクラスによってもブランデーの買取価格と価値は大きく変わります。銘柄やクラスを間違えないようにすればブランデーの価値の目安は調べることができます。
ですが、「ブランデーの買取価格はいくら位?」となるとネットで調べる事は困難です。
ネットで調べられるブランデーの価格は定価(末端価格)ですので、買取業者が査定して買取をするブランデーの価格とは別物だからです。
しかし、このページでは各ブランデーの買取価格の目安とブランデーの概要を一覧リスト形式で紹介しますので、ブランデー買取の前に価値を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
また、ブランデーはお酒の種別でいうと洋酒ですので、ブランデーのおすすめ買取業者は次の洋酒買取ページを参考にしてください。
ブランデーの正確な価値を調べる方法
このページでは膨大な種類が存在するブランデー全ての買取相場を紹介することは困難ですので、先にどんなブランデーであっても正確な買取価格を知るための方法も紹介しておきます。
正確なお酒の買取価格を知る方法は非常に簡単です。
お酒買取業者にWEB査定を依頼する
これだけで正確なブランデーの買取価格が判明します。
ブランデーは銘柄や状態に加えて、写真まで送ればかなり正確な買取価格を算出できるので、買取業者のサイトにある問い合わせフォームからWEB査定を行えばどんなウイスキーでも簡単に買取価格が分かるのです。
ブランデーをWEB査定してもらうおすすめのお酒買取業者は次のページを参考にしてください
ブランデーの買取相場や種類を一覧で紹介
では、ブランデーの買取相場や概要を紹介していきます。(五十音順並び)
ブランデー名をクリック(タップ)すると概要情報までスクロールしますので、種類・銘柄別に更に詳しくはそちらから各種ブランデーページをご覧ください。
上記リストのブランデー名をクリックするとそこまでスクロールします。
カミュの価値と買取価格
カミュ社は五世代に渡りブランデーのさらなる向上を追求してきた大手ブランデーメーカーですが、非常に珍しいのは家族経営という事で、カミュは最も伝統を重んじて成長しているブランデーメーカーだとも言われています。カミュの買取相場はピンキリですがブランデーの中では高級品として重宝され、バカラボトルのカミュの買取価格は5万円以上期待できます。
クルボアジェの価値と買取価格
クルボアジェはコニャック地方で作られるブランデーで、ナポレオン本人から認められた有名なブランデーです。故に、世界で初めてナポレオンの名を冠したお酒にもなっています。クルボアジェ価値は種類によって様々で本当にピンキリですが、ナポレオンと表記されたものになると価値が上がり、さらにアンティークやバカラボトルのクアルボジェだと買取価格は上がります。
ゴーティエの価値と買取価格
ゴーティエとは1886年に創業したブランデー会社で、ボトルもランタンや超音速旅客機であるブルーコンコルドを模ったものなどの優美なデザインが多く、その芸術性も人気の理由のひとつとなっています。ゴーティエはコスパの良さが長所のブランデーですがデザインボトルであれば3000円前後、キャスパクリスタルならば10000円以上の買取価格が期待できます。
サンペの価値と買取価格
サンペはアルマニャック地方で造られるブランデー(アルマニャック)の一種で、特に三銃士シリーズが人気です。サンペの大きな特徴のひとつに、ボトルデザインが非常に高貴で視覚的にも楽しめることが挙げられます。バカラシリーズは特に高い買取価格がつき、特に「サンペクラウンバカラ」となるとボトル・中身ともに大変貴重なヴィンテージブランデーになります。
シャボーの価値と買取価格
シャボーはコニャックの名門であるカミュ社の傘下であり、グースやブラドン・ゾールなどボトルの美しさにも定評があります。アルマニャックは一般的にコニャックよりも安く販売されているために買取価格も基本的には低い傾向にありますが、シャボーは人気の高いブランデー(アルマニャック)ですのでシャボーの銘柄次第で買取価格は下手なコニャックよりも高くなる可能性もあります。
フラパンの価値と買取価格
フラパンの価値は種類によってピンからキリまで存在し、日本でよく見る基本的なVSOPのものは基本的に一本当たり200円前後の買取価格となります。しかしフラパンのV.I.P.XOやキュヴェ1888となると価値は上昇し、特にキュヴェ1888は日本ではあまり流通しておらず、入手もしづらい銘柄ですので、単体で50万円以上の買取価格も期待できます。
ヘネシーの価値と買取価格
ヘネシーはブランデーのトップブランドの一つとして君臨し、五大コニャックの一本にも数えられる高級コニャックです。現在も世界中で愛されるコニャック・ヘネシーですが、これは「ヘネシー家」が8代にわたり強いこだわりと情熱によって作り上げたからこその功績です。そんなヘネシーの買取価格ですが、「リシャール」や「バカラボトル」は10万円以上の買取価格が期待できます。
ポールジローの価値と買取価格
ポールジローと他メーカーのブランデーの決定的な違いは、分担体制を行わず自家で全ての製造を担っている点にあります。そのためポールジローのブランデーは他社のように大量生産が出来ず、伴って価値も高いものとなります。買取価格は25年物のエクストラヴィユーがだいたい3000円前後ですが、それ以上の熟成年数のものとなると買取価格も上昇する傾向にあります。
ポリニャックの価値と買取価格
ポリニャックはフランス国内においては特に絶大な人気を誇り、高級なポリニャックからスーパーで気軽に購入できる安価な種類まで豊富なラインナップが存在しています。販売価格が幅広いために買取価格にもバラつきがありますが、陶器ボトルのリモージュ・クレストやクリスタルガラスのボトルのものなどは観賞用としても人気が高く、買取相場も比較的安定しています。
マーテルの価値と買取価格
マーテルはマーテル社によって作られるブランデーで、大手コニャックメーカーの中でも最も古い歴史を持ちます。マーテルはVSランクのものならば一本2500円前後で入手が可能ですが、XOランクのものになると一本15000円以上で取引されるようになります。買取価格は取引価格よりも下回ってしまいますが、買取業者の選び方によっては高い買取価格が期待できるコニャックです。
ラーセンの価値と買取価格
ラーセンはバイキングシップという舟の形をしたボトルが印象的で、短期間のうちに歴史ある名ブランデーと肩を並べる程に急成長したコニャックメーカーです。自分の畑を持たないネゴシアンであることも有名で、原酒を仕入れてブレンドを行っています。買取価格は大手コニャックよりも劣ることが多いですが、「ラーセンバカラボトル」などは15000円前後の買取価格が期待できます。
レミーマルタンの価値と買取価格
レミーマルタン社によって造られるブランデーであり、種類は種類はコニャックに属します。五大コニャックの一本に数えられるコニャックであり、コニャック(ブランデー)と言えば、真っ先にレミーマルタンの名を挙げる人も少なくない程名実ともに高いブランデーです。そんなレミーマルタンの買取価格はピンキリですが、有名なルイ13世は6万円前後から買取価格が期待できます。